原稿執筆要項
平成30年(2018年)1月発効
1. 論文の対象分野
(1) | 本論文誌に掲載される論文は物理、化学、生物、地学、その他科学分野に関する学術または技術に寄与する内容であり,客観的な創意(創造性)や、新しさ(新規性) が認められること、また学術あるいは技術の発展に役立つこと(有用性)が含まれているものです。 |
(2) | 特に、学術研究に取り組み始めた大学生、高校生からの投稿論文を歓迎します。 |
(3) | 投稿にあたっては、論旨に明白な誤りがないことや、投稿前に他の公開物に投稿・発表されていないもので、著作権上問題のないことを確認してください。 |
(4) | 各種コンテストへの応募や学会発表を行った内容を含んでいても、図表使用などの著作権上の問題がない場合は新規論文として投稿できます。 |
(5) | 研究ノートとして本論文誌に掲載された研究内容であっても、それを発展させた内容を含んでいれば新規論文として投稿できます。 |
(6) | 本論文誌に掲載された内容を発展させた論文を、他のジャーナル論文誌に投稿することも推奨します。なお、その際には投稿先ジャーナル論文誌の投稿規定もご参照ください。 |
2. 論文の種類
(1) Paper 研究論文
新規性のある研究結果をまとめた研究論文。A4用紙2段組で作成、仕上がりで4枚~6枚程度を目安に作成してください。(最長10枚程度を目安とします。)
(2) Research note 研究ノート
発展途上の研究の結果や今後の展望をまとめた論文。A4用紙2段組で作成、仕上がりで2枚~4枚程度を目安に作成してください。
(3) Review 総説
編集委員(エディター)からの推薦を前提とした、特定の分野についてまとめた論文。A4用紙2段組で作成し、枚数に制限はありません。
3. 執筆要領(日本語原稿の場合)・・英語原稿の執筆要領は別途参照
1) ページ余白、行数
天地余白25mm,左右余白20mm、1ページに40行で、本文は2段組。
2) フォントの種類とサイズ
MS明朝体:著者氏名、所属、要約、本文
MSゴシック体:タイトル(日本語)、各章の見出し、図と表のタイトル・説明文
Times New Roman:タイトル(英語)、著者氏名(英語)、所属(英語)、連絡先メールアドレス、本文中のアルファベット表記のもの
フォントのサイズについては別添の「フォーム」に従ってください。
原稿の作成においてはこの「フォーム」に上書きしていくことをお勧めします。
3) 執筆要項
(1) タイトル(日本語)
研究内容を表す適切なタイトルを日本語で記入してください。40文字以内。(2) タイトル(英語)
研究内容を表す適切なタイトルを英語で記入してください。(3) 著者の氏名(日本語)
著者全員の氏名を記入してください。(4) 著者の氏名(英語)
著者全員の氏名を記入してください。姓は大文字、名は初めの文字のみ大文字として、他は小文字で記入してください。姓と名の間にスペースを入れてください。(5) 所属(日本語)
学校名などの所属を日本語で記入してください。複数の所属がある場合は、すべて記載してください。(6) 所属(英語)
学校名などの所属を英語で記入してください。複数の所属がある場合は、すべて記載してください。※著者と所属が複数の場合
著者と所属が一致するように上付き文字で番号を振ってください。
例:
AOBA Tamako1,2, TOBITA Sho1,3, and TOHOKU Taro4
東北大学 飛翔型「科学者の卵養成講座」1, ◯◯県立◯◯高等学校2, ◇◇高等学校3, 東北大学工学研究科4
EGGS, Tohoku University1, ◯◯ Senior High School2, ◇◇ Senior High School3, Graduate School of Engineering, Tohoku University4
Corresponding Author’s e-mail:aoba_tama@tohoku.ac.jp
(7) Corresponding Author’s e-mail
論文内容に関しての問い合わせ先になります。投稿責任者(指導の先生等)のメールアドレスをご記入ください。記入しないという選択も可能です。(8) 要約
日本語の場合は400字程度、英語の場合は250 words程度で記載してください。日本語原稿でも英文での要約(アブストラクト)を受け付けます。英文の記載については英語を母語とする人の校閲を受けることを勧めます。(9) キーワード
研究に関するキーワードを5語まで、日本語と英語それぞれで記載してください。キーワードは、本文の内容を端的に代表する具体的に意味のある語句を選んでください。名詞形を用い、複合語は慣用的に使用されているものにしてください。また、省略形は海外も含めて広く通用しているものに限ります (著者が作った新語は避けてください)。
(10) 本文
- 2段組で記載してください。
- 下記のように各章の見出しにそれぞれ分けて記載してください。
1.はじめに、2.研究の方法、3.結果と考察 4.結論、 そのあとで謝辞、引用及び参考文献とつづけてください。また、この見出しは適宜変更しても構いませんが、学術論文としての章立て構成は守ってください。
中見出し1)、2)、3)や小見出し(1)、(2)、(3)を用いても構いません。 - 図や表を文中に挿入する場合、該当する箇所に、「図◯に示すように」、または「表◯によれば」のような引用文を記載するなど、該当する説明を本文中に記載してください。
- 謝辞は、研究に貢献した人物や団体について記載してください(必要な場合のみ)。
例えば、「科学者の卵養成講座」で行った研究の場合は、次の一文を追加してください。
「本研究は東北大学 飛翔型「科学者の卵養成講座(JSTグローバルサイエンスキャンパス)」の支援のもとで実施されました。」
4) 本文中の図
図のタイトルや説明(キャプション)は図の内容がわかるような適切なものであり、図の下に中央揃えで記入してください。
図1、図2、図3・・・と番号を振ってください。
図は、2段組の幅または1ページ幅に収まるものにしてください。できるだけ図について言及している本文に近い位置に、かつ、段やページをまたがないように配置してください。
図中の記号(●、△など)についても説明を加えてください。
5) 本文中の表
表のタイトルや説明(キャプション)は表の内容がわかるような適切なものであり、表の上に中央揃えで記入してください。
表1、表2、表3・・・と番号を振ってください。
表は、2段組の幅、または1ページ幅に収まるものにしてください。できるだけ表について言及している本文に近い位置に、かつ、段やページをまたがないように配置してください。
6) 引用・参考文献
(1) 引用・参考文献について
著者自身の関連論文だけでなく、著者以外の論文等、研究内容に関連する適切かつ十分な参考文献を上げてください。ただし、一般に公表されていない報告などは文献としてあげないことや、また現在投稿中の論文等は引用しないでください。
(2) 本文中での引用の記載
文献については、引用または参考とした箇所に、著者の姓と文献の出版年を記述してください。同じ著者または同姓の著者による同年発行の文献には、出版年の後ろにアルファベットを振り、文中の引用がどの論文を引用しているのか区別ができるようにしてください。(例) ・・・という報告がなされている(渡辺、2010a)。
(3) 論文末尾での引用及び参考文献の記載事項
引用・参考文献に関する情報(記載事項)は、初めに欧文論文著者の姓をアルファベット順に、次に和文論文著者の姓を五十音順にまとめて記載してください。- 論文の場合「著者(出版年)論文題目. 誌名(イタリック体) 巻(号), 始ページ数-終ページ数」
- 学会発表の場合「著者(発表年)論文題目. 学会名(イタリック体), 始ページ数-終ページ数, 学会開催地」
- 単行本の場合「著者(出版年)書名. ページ 発行所名」
欧文著者は、姓(last name)と名(first name)の頭文字で表記する。姓と名の頭文字との間は半角のスペースを入れる。なお,著者が複数の場合は、カンマで区切って並べる。3名以上の場合は著者数名と「ほか○名」(欧文著者の場合は et al.)と略しても良い。欧文雑誌名は、慣用的な省略名が確定している場合にはそれを使用する。
(a) 日本語論文などの場合
東北太郎、仙台桃子、浅虫五郎、秋田真凛(1999)強電界下でのナズナの成長過程. Plasma Technology B 11, 105-120.
(b) 英語論文などの場合
Tohoku K, Sendai M, Kaito S (2005) Future technology for intelligent power system. IEEJ Trans. PE 150, 130-136.
(c) 国際会議などの論文集の場合
Sato I, Abe S, et al. (2010) Experimental studies of new micro structure on dragonfly wings. Proc. Inter. Zoological Conf. on Microstructure 2, 123-124, Paris, France.
(d) 単行本などの場合
Sakai Y (2001) Management of Technological Change. 10-25, John Wiley, New York.
(4) 注
本文中に注をつける場合は上付き番号をつけ、末尾にまとめて記載してください。
4. その他
- 提出していただいた原稿は,査読を行い、掲載可否の判定を行います。掲載可となった原稿はpdfファイルとして電子化して掲載いたします。誤字や脱字等のミスがないよう、ご注意ください。
- 編集委員会が原稿を受信した日を受付日、掲載採用決定日を受理日として誌上に記載します。
- オンラインジャーナルのため、当面の間、掲載料、別刷料は原則としてかかりません。
- 本雑誌への掲載は、査読を経て本編集委員会にて決定します。編集委員会から指摘された修正等がある場合は、提示された期限内に修正論文を提出してください。期限内に修正論文を提出しない場合は不採用となります。
- 図・写真はファイル容量をできるだけ小さくしてファイルに貼り付けてください。大きくても、ファイル全体の容量が10MBで収まる程度にしてください。
- 個人情報保護、あるいは肖像権への対応には十分ご配慮ください。個人が特定できる人物の写真を掲載する場合、拡大すると個人が特定できるおそれがある場合なども含めて、事前に本人または保護者から承諾を得てください。また、写真の撮影者が著者本人ではない場合は、撮影者に使用の許可をとってください。
- WEBや他の論文からの図表転用には十分ご注意ください。必ず著者の責任で著作権所有者から掲載許可を得てください。また引用元を記載してください。たとえ本人の研究成果を発表した論文でも、掲載された図表の著作権は論文誌の発行者が有していることになりますのでご注意ください。
- 掲載された論文の著作権は本編集委員会に属するものします。また、投稿者は投稿内容が受理された場合、掲載内容がインターネット上で公開されることについて了解しているものとします。
- 捏造・改ざん・盗用・二重投稿は禁止いたします。他誌等に掲載されたものおよび投稿中のものを重複して投稿はできません。
- 投稿された研究内容を各科学コンテストへ応募する際に、公開されたものの応募を受け付けない場合もありますのでご注意ください。詳細につきましては各科学コンテストの応募要領を確認してください。
- 高校などでの研究成果を報告する際は以下のことについて注意してください。配慮がなされていないとみなされる場合は掲載を行わないことがあります。
- 実験動物は3R(代替・削減・改善)を守り、実験動物にストレスや不快感を与えないような実験を設計・実施すること。
- 感染・病原性などの危険性のある微生物・ウイルス等を培養・使用してはならない。
- 実験対象がヒトである場合、被験者が少しでもストレスや痛みを感じることがないこと、感染等の危険性がない実験を行うこと。被験者が未成年者の場合は、保護者の同意を得ること。
- 感電の恐れのあるもの、可燃性や爆発の危険性のあるもの、放射線・放射性物質、劇毒物等を使用する実験の際は、教員等の監督・指導の下で十分な安全性が確保されて行った研究であること。